古いお屋敷


115 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 10:50:00.17
ソレをどう捉えるかは人それぞれなんだから価値観にそぐわない意見は「フーンそうなの」で流せばおk
他人を自分に合わせようとしても永久に終わらんよ

せっかくなので怖くない話を落としますが
地元の近所に大正とか昭和初期から建ってそうな古いお屋敷があって、ずっと無人なんけど近所の人たちが庭の草むしりや掃除やらをしてた
昔に医師が住んでいたらしいのだけど詳しい事は教えて貰わなかった、聞くのはよくない気がして未だに詳細は知らない

先日久し振りに帰郷して、近くを通りがかったので遠くから眺めていて思い出したんだけど
小学生の頃(数十年も前ですが)に何度か友達と探検というか肝試しに行った事があったのよ
普段は窓が板で覆われていて周囲をグルっと回って終わりなんだけど、その日はたまたま覆いが外れていたので中を覗いてみたら
棚や丸テーブルのみで小物は無くがらーんとした寂れた洋風の部屋、その中で
棚だったかテーブルだったか覚えてないけど、緑の服を着たフランス人形(ポーズ固定のアレ)がポツンと置かれてた

薄暗い中にそれのみが鮮やかな色で周囲から浮いてて、怖くなって逃げ出してそれっきりなんだけど
あの人形は元の住人が置いていったのか、それとも誰かが後から置いたのか
ずっと無人だったり近所の人たちが手入れする所といい、色々と不思議なお屋敷は寂れて朽ちつつも今もそこに建っています
空き家に残っている人形の話は時々見かけるけど、何か由来とかあるのかなあ
ってお話
 

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