フランス人形


155 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/08/31(日) 19:35:12
ホッシュ

いいともの怖い話で人形が出てきてたね。
 
156 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/01(月) 21:43:58
>>155
kwsk
 
157 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 09:53:32
155ではないが、増刊号で見た自分が憶えている限り書いてみる
話をしていた芸人は知らない人だったので、以下Aとします。

Aの友人が新聞配達のバイトをしていた。
配達先のひとつに、袋小路の入口の家と一番奥の家に配達する、という場所があり、
友人はいつも、入口の家に配達した後、奥の家に配達して、戻る時にまた入口の家の前を通っていた。
その間10分程度。
いつも、戻りに入口の家の前を通ると新聞がもうなくなっているので、来るのを待ってすぐに取っているのだと友人は思っていた。

その家に友人がはじめて集金に行ったところ、家の主であるおばあさんが、友人に、
「いつも枕元まで届けてくれてありがとうね。」とお礼を言った。
友人は、自分は新聞受けに入れているだけだと否定したが、
おばあさんは、いつも枕元にきている、と言って譲らない。

長くなるので分割します。
 
158 名前:157[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 10:03:18
続きです。

その話を友人から聞いたAは、友人の配達についてゆき、様子を観察した。
当該家屋の玄関は、ガラスの引き戸で、中央に郵便受けの口のついた桟があり、
その上下に曇りガラスの帯、戸の1番上と下の部分は透明ガラスだった。
(目←こんな感じで中央だけ曇りガラスか?)

友人が新聞を新聞受けに差込み、立ち去ったふりをして、ちょっと戻って隠れて見ていると、
暫くして新聞受けからスルスルと新聞が中に引き込まれてゆく。
気付くと、戸の向うにいるはずの、新聞を取っている最中の人の姿が、全くガラスの向こうに見えない。

二人は、翌日も一緒に配達に行った。
そして、前回同様新聞が中に引き込まれだしたところで、それを外側から引っ張り返した。

次で終りです。
 
159 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 11:27:07
ま、まだ!?ハァハァ
 
160 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 12:38:14
wktk
 
161 名前:157[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 13:11:17
最後です。

新聞は強い力で引き込まれる。Aと友人はそれを負けずに引っ張り返す。
しばしそれが続いた後で、突然、ガラス戸の内側に、バシッと音がして、
フランス人形がぶち当たった。

(ここでヒェ〜〜〜とスタジオで悲鳴w)

友人の話では、集金に行った時、家中に大量のフランス人形があったそうな。
その後、また配達の時に観察したが、二度と新聞が同様に取り込まれることはなかった。

という話だったと思います。
細部の記憶違いがあったらスマン。

Aさんの言っていた「フランス人形」というのがどういう人形なのか定かではありませんが、
ビスク系のアンティークドールか、昔の家によくあったポーズ人形系だろうと思います。
スタジオでは、「人形が新聞読みたかったんじゃな〜い?」とか女性タレントが言ってましたが、
どうしてそこで、
『可愛がってくれる大好きなおばあさんのために人形が新聞を運んでいたんだね。』
とか思わないのかね、とテレビの前で内心突っ込みました。

長々すんません。
 
162 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 15:12:22
人形者が最きry
 
163 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 15:33:51
乙!
 
164 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 15:34:42
それは逆に試してみて可哀想な事をしたな。
人形にとっては「なんで新聞届けるのを邪魔するの?」という感じだったろうにw
 
165 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/02(火) 23:53:52
人形がかわいそう。

毎朝、オーナーのために届かない高さの新聞を
一生懸命がんばって届けてあげてたのに…

なんか、ごんぎつねの最後みたいだ。
 
166 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 00:05:36
>>161勝手に続きを書いてみた

その日、おばあさんの枕元には新聞はなかった。
おばあさんは、「今日は届けてくれなかったのかしら。何かあったのかもねぇ」
と思いながら玄関まで新聞を取りに行った。すると……

玄関に飾ってあったはずの人形がバラバラになって落ちていた。

「まあまあ、かわいそうに、落っこちちゃったのかしら……」

おばあさんは、猫のいたずらか何かだと思い、人形を拾い上げたものの
直す術がなかった。しょうがないので箱に大事しまうことにした。

その日以来、おばあさんの枕元に新聞が届けられることはなかった。
 
167 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 02:12:32
余計に悲しくなったぞおいw
 
168 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 02:31:58
ごんぎつねみたくしてみたんでない?
 
169 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 02:35:08
笠を被せてあげればお地蔵さんだって届け物をしてくれるんだ。
人形だって新聞くらい届けてくれても不思議ではない。
 
170 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 02:44:11
「今日も新聞を…あれ、引っ張られる!ちょっと
 どーして?何?引っ張らないで、お願い!
 きゃーっ!」

「あ、あれ?私、どうなったんだろ?
 体が…動かない?どうして!?
 せっかく、動けるようになったのに。
 足が…あ、手があんなとこに…私の
 体、どうなっちゃったの…」

「…何だか…力が…抜けてきた…
 寒いよ…ねむ…く…なって…きちゃ…ったよ
 おばあ…さん…ごめn…‥・」
 
171 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 03:51:35
もう止めてあげて!
フランス人形のHPは0よ!
。゜(゜´Д`゜)゜。
 
172 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 06:24:40
私も「バン!ってガラス戸にフランス人形が!」のとこで、
「もしビスクだったら人形自身の体がただじゃ済まないよ(;_;)」って思った。

私はギギギたんが用心深くなったんだと信じてる。
誰にも気付かれないようにおばあさんに新聞持って行ってると思う。
 
173 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/03(水) 08:24:14
なんかこの話切ないね
別に悪い事してたんじゃないだろうに・・

自分も>>172説を支持したい。
 
174 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/04(木) 07:36:25
その後、Aとその友人の家から新聞を盗んでいく人形の姿が
 
175 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/04(木) 20:59:10
お婆さんのために家庭内かべ新聞を作成する人形たちが
 
176 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/04(木) 21:41:20
バケツリレー方式でお婆さんの枕元まで新聞運んでたらカワイイ
その場合、先頭が入れ替わるだけなので無問題だし
 
177 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/05(金) 00:11:33
この流れで何故か「無茶しやがって…」のAA思い出したw
人形は用心深くなっただけでその後も上手く新聞が届けられてるといいな
 
178 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/05(金) 07:42:50
そのお婆さんは実はすでに死んでて…ってオチじゃないだろうな?
枕元まで新聞が届いてたら普通は不審がるだろ?
そのおばあさんも実は1/1ドールだとかさ
 
179 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/05(金) 08:16:30
それはそれでロマンチックだな。
人形の館ってかんじ。
 
180 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/05(金) 13:20:15
おばあさんが孤独死してしまったら、ギギギたんの好意が仇になるよな、とは思った。
新聞取り込まれてたら発見は遅れるよね。
 
181 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/05(金) 20:38:59
や、そんなお人形さんたちなら、大事になる前に手を打ってくれそう。
たとえばお婆さんが発作とか起こして苦しんでたら、
「大変!このままじゃお婆さんが!誰かに知らせなくっちゃ」
とかって。
 
182 名前:もしもし、わたし名無しよ[sage] 投稿日:2008/09/05(金) 21:42:45
そのお婆さんとお人形さんの気持ちを考えたら悲しくなった。
お人形さん、絶対お婆さんの事が大好きだからお手伝いしていただろうに。
赤の他人の手によって邪魔されるなんて、酷すぎる。
 

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